家庭を聖域にしてはいけない
 
学校って、必要なの?
35477 子どもたちは大人たちといっしょに生きたい
 
熊谷順治  ( 35 大阪 企画 ) 02/07/06 AM03 【印刷用へ
>それが皆わかってきて職場体験、自然体験などが増えてきたのだと思います。最初は傍観しているのですが、役割が与えられるとイキイキしてきて、またやりたくなるのですよね。教科書もリアリズム化してきました。<(35214佐藤英幸さん)

>過渡的な意味でなくまっとうな世の中であれば、親=大人=社会ですっきりするのです。<(35112同)

子供たちには、多くの動物のこどもと同様に、無意識に早く大人になりたい、そのために大人たちの真似をする、という本能がセットされていると思います。だから、子供たちは、放っておいても現実(社会=大人=親)を対象化しようとします。(子どもから見れば、どんな大人であれ、社会であれ、目にするものが現実そのものなわけで、彼らはそれを受け入れるだけです。)

しかし、日本には義務教育と学校制度というのがあって、ある年齢に達すると子どもを現実の場から隔離してしまう。教育を受けるのは子どもの権利となっていますが、彼らが望む教育っていうのは、決して今の学校のようなものではないと思います。


>ハッキリいってそんなただ単に知識の詰め込みなんて、面白くなかったし、生きていくうえで役にたっているか分からないし、これから役にたつのかさえ疑問である。<(35185玉木伸和さん)

子供たちにとって、現実から遠く離れた教科学習の多くは決して面白いものではありません。我慢を覚えることは大事ですが、共感しがたい私権時代の現実を押し付けられ、想像し難い遠い将来のために我慢しつづけるのは酷です。学校が私権のパラダイムから脱しさえすればもっと充足できる時間を過ごせるのだとしたら、かわいそうです

一方、親は義務教育という制度によって、子どもの教育という仕事を学校に押し付けると同時に、子どもを教育する機会を奪われています。かといって、親(大人)達が日々仕事をしながら子どもを教育するなんてできない。それが、教育という仕事が専業化される需要です。


>「教育」も誰もが副業として担う事ができ、その仕事に対して収入が保障されるシステムがあればいいのだ。<(35202足立晴彦さん)

教育というのは将来の社会の担い手を育てる大事な仕事ですから、大人たちが皆で担うことが必要で、そのために副業化も検討する必要があると思います。ただ、それは教育の場が学校という場で、大人たちがそこに教えに行くというスタイルがいいのかは疑問に思っています。

子どもは生きる本能から現実を対象化しようとするのだから、大人(親)たちの現実(仕事)を見せ、語り、ときに共に行動するだけでも教育になると思います。親の背中を見て子どもが育つ、というのはまさにそういうことであり、現代にも通用するものだと思います。

そう考えると、教育の場は学校からいずれ現実の仕事の場や生活集団の中に移行していくのかもしれません。その先駆的な例が職場体験や農業体験ではないでしょうか。

そして、子どもの教育に携わろうとするならば、大人(親)たちも今の先生方と同様、子供たちに今の現実を語る言葉(認識)を体得する場として、ここるいネットへの参加が不可欠だろうと思います。

 
  この投稿は 35214 への返信です。
  この投稿に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_35477

  この投稿に対する返信とトラックバック
176775 大人たちの協働と子供たちの協働の共鳴 佐藤英幸 08/05/18 AM09
ヘヤー・インディアンの学習法〜「よく観て、真似る」 「知られざる人類婚姻史と共同体社会」 07/11/17 PM03
161720 ちゃんと教えて。 ネネコ 07/09/20 PM10
153476 教育再生は統合課題である 末廣 07/06/04 AM00
112169 子供を教育する機会を奪われている 磯貝朋広 06/05/08 PM03
111490 評価=お金を得る方法ではなく、仲間の期待を知ることが大切 匿名希望 06/05/04 PM10
111349 親の背中を見て子どもが育つ 大森義也 06/05/03 PM07
109536 背中を見せることができる環境 田中素 06/04/22 PM11
109447 私権追求と近代思想を教える場だった 福島健 06/04/21 PM11
106022 学校の個人主義教育が社会不全派を社会収束しきれなくさせている? 一力広明 06/02/19 PM11
104610 形のない日本 マー 06/01/26 PM01
104609 2つの疑問点 匿名希望 06/01/26 PM00
95688 教える側の活力再生が教育再生の鍵 谷崎俊文 05/08/07 PM07
94813 総合学習→統合学習 一力広明 05/07/20 AM00
94695 “真似したい”と思える対象が必要とされている 久保田彰子 05/07/17 PM06
94681 教育の場とは? 麻丘東出 05/07/17 AM02
94664 子育て・生産一体になった企業形成へ 井上宏 05/07/16 PM11
93843 > 子どもたちは大人たちといっしょに生きたい 寺嶋眞一 05/07/03 PM05
93817 何を伝えていけばいいのか? 鈴木邦彦 05/07/03 AM00
体験学習をどうする!? 「なんで屋@奈良」 05/06/20 PM09
93020 まずは、大人が現実社会を対象化すること マー 05/06/20 PM01
93015 子供から学び教えられること 後藤美奈子 05/06/20 AM10
92838 早く社会に出たがっている。 長谷暢二 05/06/17 AM04
92802 今までの学校には可能性が無い。 原田昭雄 05/06/16 PM06
男達も子供、女と一緒に生きたい 「開放空間「THE ROTEN」」 05/04/11 PM03
生産活動体が教育を担う 「開放空間「THE ROTEN」」 05/04/10 PM10
35513 子供も,役に立ちたい(働きたい) 新井弘 02/07/06 PM11
35505 大人も子供と一緒に生きるべき。 河野梨恵 02/07/06 PM11
35482 親・先生・学校(トリプル支配)から、子供の精神時空を取り戻す。 佐藤英幸 02/07/06 PM03

[過去の投稿へ]
[一覧へ戻る] [新しい投稿へ]